3曲目リリース:Marble / ハルジオン

作詞:こじか
作曲:こじか/Yoshi
編曲・MIX:Yoshi
Vocaloid : AI東北きりたん
Illustration : しっぽ
Release Date : 2021/3/20 (Start Date:2021/2/3)

ハルジオンは僕がEDMという単語をしり、kawaii future bass とやらを知ることになり、こんな感じの曲作ってみたい!って思ったところからはじまり、yoshiくんと昼ごはん食べてるときに話してみたら、いいんじゃね?って感じになってからノリでスタートしました。

とりあえず、元気でkawaii女の子!的な感じのイメージ…というのをyoshiくんに伝え、僕はその楽曲の雰囲気を表せるよう仮歌詞を作成。並行してyoshiくんが仮楽曲作成。

そして数日後1番っぽいのがyoshiくんから送られてきて、おお…EDMっぽい?ってかんじでそこから二人であーだこーだいって調整して8割完成のフル楽曲が完成。そこからメロディと歌詞を当てるって作業になったところで再度僕の出番なんですがまたも脳みそがフリーズ。僕のあるあるなんですが、楽曲の主旋律に自分が当てようと思っているメロディが引っ張られるという事を何回も繰り返して数日が経過。途中コード教えてもらったり、主旋律抜いてもらった音源送ってもらったりとなかなかyoshi君にはお手間を取らせてしまいました。

その最中に仮歌詞の雰囲気で当てようと思っていた歌詞があったのですが、その当時の気分がとても切なく病んだ気持ちになったので、その仮歌詞の調整や続きを作れる気がしなくなってしまいました。それをyoshi君に話をしたら、じゃあそれを歌詞にしたらいいんじゃない?っていわれたので、初回歌詞イメージとはがらっと変わる世界観に変更。長ったらしい第2の仮歌詞をつくりました。

その歌詞イメージも考慮しつつ、やっとメロディが完成。
ちょっと自信がなかったのですが、yoshi君から合格と言われたのでそのまま最初は初音ミクに歌ってもらってたのですが、なんか酸っぱいなぁと思い、もう東北きりたんに歌ってもらおうと思い、東北きりたん様にシフト。
今回はもっとナチュラルになるように調声しようと頑張ってやってみました。

1曲目2曲目+きりたんverを含めて4作品に比べたらだいぶマシになったかなって思えるようには作れたと勝手に思ってます…

そして最終調整。音の広がりがどーだとか二人で話してようやく3月19日に楽曲が完成しました。
その後はもうイラストレーターのしっぽさんに用意してもらっていたイラストを使って動画作成。

ほんとはもうちょっと動画も凝ってみたいって思うんですが、楽曲作成をとりあえずどんどんしていきたいって思ってるので、正直動画はあっさり似たようなテイストになってます。
可能な限り楽曲の世界観をしっぽさんのイラストに表現してもらってという感じです!

歌詞の内容ですが、結構な確率でみんな大恋愛からの失恋を経験したことがあるのではないでしょうか?きっかけはどうあれ、もう気がついたら好きで好きでたまらないっていう状態が続いていたのに、望まない別れを突きつけられるような事が。
この歌の歌詞はそれを悲観するでもなく、かといってすげーポジティブにとらえて頑張っていくぞ!って感じの内容でもなく、ただの昔話として話を終わらせています。昔話にどういう意味をもたせるかはその人それぞれ次第なんですが、この楽曲のモデルとなった人はどうだったのかは、イラストの女子の表情や向きをみて感じ取ってもらえたら嬉しいかなと思います。

ということで1曲目と似たような感じで、最初予定していた作風とはぎゅいんと変わってしまった切ない雰囲気のEDM系ミュージックとなりましたが、聞いていただけると嬉しいなと思ってます。

こじか

▼Off vocal

https://marble-lab.net/ov/03_harujion_offvocal.wav