Music Title: Stellar
Song:GUMI & 花隈千冬
Music:kogka・Yoshi【Marble】
Lyrics:kogka【Marble】
Arrange & Mix: Yoshi【Marble】
Movie:kogka【Marble】
Release Date : 2024/8/23
■About
この曲は最初Yoshiが歌詞なし、メロなしのインストを送ってきたところから始まりました。
星空をイメージして作ったけど、この後の展開が全く浮かばんから好きなようにしていいって言われて渡された気がします。そこで、この曲をどうしようか考えて、最初は普通に歌いながらメロと歌詞を同時に考えていきました。
だけどなんかしっくりこない。じゃあポエトリーチックな曲にしてみよう!と思って、最初に作った歌詞と似たようなポエムを作って、全部を朗読にしてみましたが、これもしっくりこない。
じゃあ2つとも混ぜてしまおう!
と思い、2つの歌詞を作っていましたが、リンクするように歌詞を作り変えていいとこ取りが出来るように調整しました。
自分史上では始めて挑戦的な曲を作ったと思います。
だけどこの手の作品はすでにあるし、特別新しい感じではないと思ってます。
ですが、歌詞とポエムの構成はこだわりました。
男性視点、女性視点の思いを交互に変えて歌っています。
※説明をわかりやすくするために男性視点、女性視点と表現していますが、特別男性・女性と区切って作ってはいません
メロディのAメロ歌詞は男性視点。Bメロになると女性視点。
ポエムの冒頭は女性視点。その次は男性視点。
それぞれ時系列でストーリーが進んでいって、その関係が終わった。という曲です。
最近の歌詞は聞き手に解釈を委ねる傾向が強くあり、自分もそうした作りをすることが多いですが、今回の作品は二人の特別な関係が終わるという明確な終わりを作っています。
聞いていて切なくなるような楽曲にマッチさせる事ができたかな?と思う反面、ポエトリーチックな作品は好き嫌いを完全に二分にしてしまう作品だろうなと思っています。
少しでも誰かの耳と心に響けばありがたいと思っています。
こじか
■OFF VOCAL
https://marble-lab.net/ov/M0028_master_offvocal.wav
■lyrics
会えない時間が増えてく
君との距離が遠く離れていく
何もできずに
君の事をどの視点で
考えて見たらいいの?
わからない事が多くて
先延ばしにしてきたけど
私達の歩いた僅かな足跡は
強い雨が降って形もなくなった
やがて空が晴れて太陽が光照らしても
そこには何も残らなかった
その不幸に気付けないように
忙しく過ごす事が最善だと
知っていても何も出来なかった
僕にはもう何も残っていない
見透かした目で私をみないで
もう後戻りなんてできないんだよ
僕らの歩いた僅かな足跡は
煌々と輝く星空の下で終わった
形もない感情だけで二人繋がっていた
結び目はほどけて外れた
僕等の歩いた僅かな足跡は
輝く星空に溶けて混ざっていた
夕暮れのまだらな色 星空がきらめく夜
繋がった日々が眩しく光ってた
いろんな思いが詰まった七色の思い出は
空に光る宝石になってた
■Poem
星が爛々と輝いて 私を祝福してくれそうな夜
私はこのどうしようもない二人の関係に終わりを告げた
待つことしかできない状態を続けて何年も経った
二人一緒に過ごす時間は幸せだったけど
もうここから先に進む事はないのだろう そう思った
僕に出来ることは色々やってきた
傷が大きくならないようどうすればいいのか
時間をかけながらでも離れ尊重して歩けるように
そんな我儘な願望を叶えようと時間をかけすぎていたら
この道の天井が見えた そこが二人の終わりだった
好きな人ができた。そう思えば簡単に道は開けた。
眼の前にいる彼にそう伝えてこれまでの思いを告げると
何故か涙が溢れた
だけどもう振り返らない
この先に二人の未来はないし もう前に進んだ事で
たぶんきっとこの選択が二人の幸せに繋がるから
最後になって君の考えている事が手に取るように解る
こんな結果にさせてしまった自分が情けない
好きでどうしようもないくせに
苦笑いで受け入れるしかないなんて。
あれからもう何年もたった
君は今幸せに過ごしているだろうか?
未だ忘れられずに君の事を思い返すけど
終わった過去を苦しむ事にはなんの意味もない
幸せだった過去が辛い記憶なのか
僕らをなにか成長させた記録なのか
自分が選択して今を生きるしかない
ねぇ そうでしょう?
二人の歩いた僅かな足跡は
春にも夏にも秋にも冬にも
色んなところにあったけど
空から降る涙に流され
輝く星空に溶けて混ざったんだ